・人生を棒に振ってもいい

・存在があやふやな自分を大切にし過ぎない

・自分で決められることは些事、決断には大きな力が働く

・大したことない自分でいい

・自分のするべきことをする

・夢や希望がなくても生きていける

 ふだん何もしていないようでいて、結構本を読んでいることに気づきます。今読んでいるのは「禅僧が教える心がラクになる生き方」南直哉著。

 曹洞宗の禅僧のお坊さんが書いた本です。ネットで見つけて気になって図書館で借りました。

上に箇条書きであげたものは、本の中でとても腑に落ちた内容。

「幸運を引き寄せる」「なりたい自分になる」「人とつながる」「毎日ワクワクする」そんな人生が送れたらと思いはするものの、「そうありたい、ならなくちゃ」という理想と現実の距離を感じて「ああダメだ」と心の奥で一人で勝手に疲れていました。

そんな考えを持っていた私は、この本を読んで「そうか」と思って、とっても気楽になりました。平凡ですぐれていない自分でいいんだ。ひとりでも、死ぬまで何も成し遂げなくても。よかった。これでいいのだ。死ぬまでなんとか生きればいいのだ。

そんな私にも「するべきこと」や「大事な人たち」がいる。ほんの少しだけ、でもしっかりある。

それがここ数年、自分の心と頭で考えてやっと輪郭が見えてきた。つらいと思われる時間にも意味があるようだ。するべきことにこれからの時間を賭けていきたい。

mina.

<今日のおかいもの>

禅僧が教える心がラクになる生き方 南 直哉  (著)

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